騒音対策

工場防音・騒音対策工事

曙工業株式会社
工場騒音対策・工場防音
騒音対策のお問い合わせ
工場から発生するの機械などの騒音、空調、換気設備に至るまで、適材適所の防音方法で、性能・価格を考慮し、ご提案させていただきます。工場の従業員のための室内騒音対策、吸音工事、隣地境界や周囲住居への環境騒音対策のご相談は、曙工業にご相談ください。


■発生音源の騒音・防音対策


 工場防音の基本は、騒音源側の対策です。騒音源の機械が特定出来る場合は、防音カバー、防音ボックスなどで音源ひとつひとつの防音対策をおこないます。この対策により、工場から外部へ漏れる騒音レベルの低減及び、工場室内の騒音レベルが下がり従業員の作業環境の改善にもなります。
 曙工業では、自社工場で設計・製作した防音パネルを使用した、組立式防音室を使用し様々な工場機械防音に対応いたします。

工場騒音対策・工場防音例-1 工場騒音・工場防音対策例-2
工場騒音・工場防音対策例-3 工場騒音・工場防音対策例-4

組立式防音室のメリット

1. 工場内での工事期間が短い
2. 現場作業が少ないため埃などの影響が少なくて済む
3. 鋼製、ステンレス製のパネルを使用し、クリーンルームや食品加工工場にも対応
4. 工場ラインの変更にともなう移動に対応
5. 遠方、海外工場への輸出、組立にも対応

工場内ライン防音室

工場用の組立式でライン内にも組み込める防音室もご用意しております
工場防音-ライン防音室


■室内吸音工事


 工場室内の壁・天井の吸音性能を高め、室内騒音レベルを低減します。室内吸音により低減できる騒音は、壁・天井の反射音だけで、直接音は低減できません。壁・天井からの反射音の無い空間や、ある程度吸音性能がある材料で仕上げられている場合は、あまり効果がありません。また、高音域の吸音は、比較的薄いグラスウールのような材料で施工できますが、周波数が低い場合は、空気層が必要となるためスペースが必要となります。また、板振動により低音域を吸音でき、吸音面積を多く取る事が可能な吊下げ吸音板もあります。
工場騒音対策・吸音工事例-1 工場騒音対策・吸音工事例-2
工場騒音対策 吸音パネル 工場騒音対策 吸音工事
 工場内の仕上げが反射性の材料で出来ている場合(ワンワンと響いている場合)は、周波数によっても異なりますが、5dB〜10dB程度の効果が出ます。全体域の騒音レベル(オールパス)の数字では、あまり下がらない場合でも、高音域だけ減衰し聴感上いやな音域が低減できたなどの効果は期待できます。したがって、従業員の作業環境の改善に有効な方法です。また、外部に防音壁を設置する減音効果に匹敵する効果が見込まれる場合もあり、費用がかかり、場所などの条件に制約を受ける防音壁を設置する前にご検討ください。
吊下げ吸音パネル
吊下げ吸音板
(豊島総合研究所 特許出願中商品です)



■建屋防音工事


 工場室内の壁・天井の防音性能を高め、外部に出る騒音レベルを低減します。外部に防音壁を建てるには、費用がかかり、場所などの条件に制約を受ける上に、回折音の影響も大きいため限界があります。屋外防音壁を考える前に、建屋の遮音性能をアップすることを検討しましょう。
工場騒音対策・工場防音対策例-5 工場騒音対策・工場防音対策例-6
工場騒音対策・工場防音対策例-7



■屋外防音壁


 工場内部の防音、建屋の防音などの対策が十分にできない場合や、外部に騒音源がある場合は、隣地境界付近に防音壁を設置し、回折効果により騒音を低減します。
防音壁 工場騒音対策例-1 防音壁 工場騒音対策例-2
防音壁製品情報
工場 騒音対策前 工場 騒音対策後
施工前 施工後


■換気設備の騒音対策


 工場には、換気設備や機械の排気設備があり、その騒音対策が必要となります。換気・排気口のサイレンサー、スプリッター、フードなど各種消音器は、当社工場で、設計から製作まで行い、設置させていただきます。

工場騒音対策 消音器-1 工場騒音対策 消音器-2
換気ガラリ 消音対策 工場騒音対策 消音器-3


■大規模工場の騒音対策・防音工事の進め方


大規模な工場の騒音対策の進め方として、曙工業では経済性を一番に重視しており、安易に結論がでる高価な防音壁や防音ハウスの対策は最終的な方法と位置付けております。

1、工場内に多数の音源がある場合は、隣地境界に対して対策効果の大きな音源から対策し、徐々に騒音を減らす方法を提案しております。

  対策対象を効果で優先順位をつけてSTEP13程度に分割して御提案します。分割することにより隣地境界の騒音がクリヤした段階で対策を終了します。この方法を薦める理由は、とかく防音業者が提案する対策方法は、安全を大きく見ているため、規制値を絶対的に下回る方法を考えます。これはもし規制値をクリアしないと大問題になるからであり、とかく高価な対策になりがちです。これはSTEP3までを1対策工事として契約することと同じで、本来せずに済む工事をしていることになります。この方法が経済的であることは、大手電機メーカーの工場で10年以上前からこの方法で対処しており確認しております。この方法で数年かけて(予算の関係上)対策している工場担当者の話では、周辺住民への配慮も、段階的に防音対策を行っていて最終的な姿を示せれば、対策完了まで数年かかろうと納得してもらえ和らぐそうです。


2、防音工事は音源から離れるほど工事金額が高くなります。


  一般的に音源の近くで対策すれば小さな工事となるので価格が下がります。消音器や防音カバー、防音ラッキング、吸音対策、吸音ルーバーなど対策方法はさまざまであり、一つ一つの音源を吟味して防音対策を考えていきます。逆に音源から離れた場合は防音壁や防音ハウスなど、多数の音源を一括して対処するため大きな工事となってしまいます。また、この音源一括の対処方法は確実に騒音を低減させる面では安心できますが、オーバースペックになりがちです。



3、防音壁の対策は音源にできるだけ近い位置での対策を考えていきます。


  さまざまな要因で防音壁の対策になってしまった場合は、できるだけ音源に近い位置に防音壁を設置することを考えます。防音壁は近いほど効果が大きく、高さも低く抑えることができますので多数の音源全体を防音壁で囲むのではなく、防音壁でなければならない音源を近くで小さく囲うことを考えていきます。また、防音壁は高くなると基礎も大きくなり価格も跳ね上がります。



4、隣地境界線上の検討高さは隣地に何があるかで決定されます。


  騒音規制法での隣地境界線上での規制値は、一番影響を受ける高さで検討をするのが一般的です。隣地にマンションがあれば一番騒音の大きい高さで検討しますし、一戸建てであれば2階窓の高さで検討します。更地の場合はGL+1.5mで検討します。防音壁は音源から離れるほどに高い地点での効果がなくなります、GL+1.5mでの検討であれば良いのですが、高くなるほど急激に効果が落ちてきます。そのためにも音源の近くで対策した方が良く、全体を囲めるものは囲い、消音器で済むものは開口へ消音器を設置し、配管などは防音ラギングをして、音源から360度、どの方向へも騒音が回らないようにすれば検討高さは関係なくなります。



5、大規模な工場の防音対策は音源調査を詳細に行った方が結果的には経済的です。


 上記のように、大規模な工場の騒音対策で音源が多数ある場合は、音源の詳細を調査し、どこからどれだけの音が発生しているか把握して、音源ごと個別に優先順位を決めて対策を考えた方が経済的な計画ができます。音源を詳細に調査することは、時間がかかり調査費用もかかりますが、防音壁で計画して費用が何千万・何億とかかるのであれば、音源調査は数百万円程度で済みますので、調査することをお勧めします。

 
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